結婚後は二人の生活になるので、働き方を変えるべきか悩む女性看護師は多いだろう。
夫婦二人できっちりと家事を分担するのが理想だが、妻が一人で行っている家庭もあるのが現状だ。
できれば結婚前に働き方について話し合っておくのが望ましい。結婚しても同じような働き方で構わないと言ってくれる夫は多いが、家事を分担するつもりがなく言う場合もあるため注意が必要だ。
膝を突き合わせて、具体的に話し合っておくことが重要である。
さらに、子どもができたときのことも想定して話し合っておくと、より安心だ。
家庭と仕事の両立に悩む女性看護師が多いということは、家事などの負担が妻側にかかっている家庭が多いということである。
結婚後悩まないように問題の種を摘んでおきたい。
家事を多く負担しても構わない、もしくは夫婦のすれ違いが生じるから夜勤のある仕事は避けたいという場合は、日勤のみの職場に移ったりパート勤務にしたりするのも一つの方法だ。
看護師は需要の高い職種だから、スムーズな異動や転職ができる可能性が高い。
近年は看護師一人一人が働きやすいようにと配慮してくれる病院が増えてきているため、上司に相談してみると、より良い案が聞けるかもしれない。
職場の先輩に体験談を聞くのも良いだろう。
結婚を機に退職する看護師もいるが、せっかく積んできたキャリアを捨てるのは惜しいことだからしっかり考えてから決めるべきだ。
外来などに異動できれば、ほとんどカレンダー通りに休めるので夫婦のすれ違いは生じにくい。